みなさん、お久しぶりです。
留学の3/4が終わり、明日からまた방학(学校の休み)スタートです!
韓国に留学に来て、春学期、夏学期、秋学期と過ごしてきましたが
今日はわたしが秋学期の間、苦しんだバーンアウトについて書こうと思います。
バーンアウト(燃え尽き症候群)とは、それまでひとつの物事に没頭していた人が、心身の極度の疲労により燃え尽きたように意欲を失い、社会に適応できなくなること
バーンアウト チェックリスト
これが、バーンアウトのチェックリストです。
次の質問に対して、自身に当てはまるものをチェックしてみてください。
□すぐイライラしたり、時々カッとなって怒りが込み上げる
□以前より記憶力が悪くなり、気力が不足している感じがある
□慢性頭痛、腰痛が酷く、寝るのに時間がかかる
□前は楽しかったことが楽しくなかったり、幸せでなく感じる
□エネルギー枯渇状態が続き、どこかに逃げてしまいたい気分になる
□起きるとその日やらなけれないけない事を考え、ストレスを感じ情緒的に疲れる状態だ
□ストレス解消のために飲酒や喫煙が過去より増えた
いくつ当てはまりましたか?
ここで2つ以上が該当した方は、バーンアウトの疑いがあるそうです。
ちなみに、わたしはバーンアウトの症状が一番きつかった時、下の4つが当てはまりました。
☑以前より記憶力が悪くなり、気力が不足している感じがある
☑慢性頭痛、腰痛が酷く、寝るのに時間がかかる
☑前は楽しかったことが楽しくなかったり、幸せでなく感じる
☑エナジー枯渇状態が続き、どこかに逃げてしまいたい気分になる
夏の방학の後半ぐらいから、無気力状態が続いて理由もなく涙する日がありました。
その時の無気力原因を具体的に挙げると、
☑何もしてない時間が逆にしんどい
☑何かしたいけど何をすればいいか分からない
☑収入0の状態で日々を過ごすのがストレス
こんな状態で迎えた秋学期ですが、新たなスタートを切れば、この何となくやる気の出ない日々も自然と元に戻るだろうと信じていました。
ただ、ここでわたしの無気力をさらに深刻化させたのが、わたしが進級するはずの語学堂6級が開講されないというイレギュラー問題でした。
6級が開講されない代わりに、わたしは秋学期期間だけ大学で講義を受けることになりました。
元々、私は新しいことを始めることに、”恐怖や緊張”<”楽しみ”が大きいタイプですが、방학で深刻化した無気力が重なり、スタートからあまり気分が晴れてない状況でした。
また、周りにそれを見せないようにもしていたことで結局、後になって自分がしんどくなる羽目になりました。
・イレギュラー学生のため、他の学生のように学校の専用システムを使えない
・周知条項が回ってこないため、自分が知らないような周知を察知すると多方面に連絡して聞く
・他の学生の暗黙の”大学ルール”が分からないため空気を読むしかない
➡誰に聞けばいいのかも、どうするべきなのかも分からず孤独感を感じました。
また、1週間に月~金曜日までみっちりと授業のあった語学堂とは異なり、
大学では月~水曜の2時まで1~2科目のオフライン講義があり、木、金曜日は実質、休暇でした。
講義ごとにオンライン講義も配信されますが、不定期のため、必ずしもそのフリータイムである木、金曜日に受講できるという保証もないため、木~日曜日まで、またほぼ방학のようなフリータイムを過ごす羽目になりました。
講義の難易度は、語学堂5級よりも易しく感じたため、最低限の講義しか受講できないわたしはいくら時間があっても、予習や復習をする必要性もあまりなく、簡単に講義のノートをまとめたり、自主学習(TOPIK参考書で勉強など)で時間の穴を埋めていました。
また、わたしは期間限定で大学に在籍したため、他の学生と違い、試験も中間考査さえ受験すればOKという状況でした。(期末考査は時期的に受験できなかったです)
そのため、成績がどのように反映されるのか、語学堂の成績に響くのか..など、全く分からない状況でした。
(性格上適当にやり過ごすことができない性のため、それなりに勉強し、試験に挑みました。)
回復への救世主..?
バーンアウトは、すぐに克服できるものではないので、私自身もまだ完全に克服できたとは思っていませんが、今の自分の状況を客観的に見て、ブログに書けるほどには回復しました。
その回復への一歩の手助けになったものが、2つあります。
❶日記
毎日書くというルールは捨てて、書きたいことがあったときだけ書くようにしています。
文章の長さも、短い長いに関係なく書いています。
やっぱり、胸に留めるだけでなく、何かしらの方法で胸の内を吐いたほうがスッキリするのでデトックスするのは大事だと思いました。
❷ドラマ「二十五、二十一」
“バーンアウトの時に励まされたドラマ”というカテゴリーで「二十五、二十一」を挙げていた方がいて、見始めました。
このドラマは話題になった2年前も、また、今でもずっと評判がいいのでいつか見よう見ようと思っていたのですが、これを機に見ることにしました。
90年代がだいすきな私にとって、当時のファッションや流行したもの(例えばピッピ(ポケベル))など、出てくるものすべてにわくわくして、また何よりも、キム・テリ님の笑顔がわたしにとってビタミン剤で、すっかり虜になりました。
ドラマを見ていた間は生活自体も、「二十五、二十一」を軸として回していたような気がします。(笑)
声を出して笑うシーンも沢山あるし、恋が青春すぎて胸がキュンとなるシーンも沢山あるし、
一緒になって怒ったり、一緒になって笑ったり、感情のリハビリに持ってこいのドラマでした。
そして、わたしの好きなドラマ部門では、当然のごとく、一位に輝くドラマとなりました。
さいごに
私が、受けていた講義でたまたまバーンアウトに関することを取り上げた講義がありました。
その時に教授から言われた言葉が、
“잘하고 싶어서 그런 것 같애. 그치?
자금까지 아주 열심히 했구나…”
(上手くやりたいから、そうなんだと思うよ。でしょ?
今まで一生懸命やってきたんだね…)
正直、バーンアウトで気分が乗らないときは、やる気がないのか?と自分を責めそうにもなりましたが、
この教授の言葉を聞いて、ハッとなりました。と、同時に自分にやる気がないわけではなくて、上手くやりたいのに上手くいかない故に、この無気力に繋がったのか!とも気づくことができました。
秋学期のこの経験がいつかの私に役立つと信じ、また、私と同じように何らかのきっかけでバーンアウトになった人へ少しでも慰めになるように…。
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