【韓国留学】指定難病のわたしが韓国に留学する話

韓国留学
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奇跡の留学..?

わたしの韓国留学はもう目前に迫ってきました。

そんなわたしの韓国留学”𝒟𝒶𝓁 𝒾𝓃 ℬ𝒰𝒮𝒜𝒩”
(定着していない呼び名 (笑))
が実現すること自体が奇跡だったかも
しれないということをお話します。

その理由はというと..
わたしには指定難病に登録された持病があります。

その病気は【潰瘍性大腸炎】です。

病気のことを隠していたわけでもなければ..
かといって今まで言及するようなタイミングも
なかったのでTwitterやインスタでも
お話したことがありませんでした。

でも、わたしと同じ病気にかかっていて
韓国留学、また海外留学を夢見ている方たちが
現時点では実現が難しい状況であっても
この記事で勇気づけられたら..と思い
今回ここに綴ろうと決意しました。

潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症です。
特徴的な症状としては、血便を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。
病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。この病気は病変の拡がりや経過などにより下記のように分類されます。

「指定難病センター」公式HPより引用

一度、この病気にかかるとどれだけ
治療をしても完治することがないため
活動期
寛解期
という2つに分けて、病状を表します。

また病状の度合いについては、
初等症<中等症<重症<激症
という4段階があります。

わたしは発症した11年前は初等症でした。
病院で出された薬を飲み続けて、
1年半ほどで良くなり10年ほど寛解期を
過ごしていたのですが、

2年前に再発。

潰瘍性大腸炎の発症理由はストレスだの
食生活だの色々と言われていますが、
医学的には明らかにはなっていません。

その再発後、病状がどんどん悪化し、
1年間”重症“でした。(体感的には”激症“)

365日24時間の間、1時間以上安心できる時間がないほどの辛さでした。

具体的には
・トイレには一日20回は当たり前
・夜もゆっくり寝ることは不可能でほぼ不眠
・どのタイミングで腹痛が来るか分からないため通勤時間が恐怖
・休みの日、外に出かけるのも恐怖
・食べ物に多くの制限がある
・食べ物を想像するだけで腹痛
食欲なし、体に力が入らない
・当然、どんどんガリガリになる
・薬が合わなければプラス嘔吐あり
・毎日が微熱

活動期が酷かったころを思い出しながら書いていたら、
その時の自分がかわいそうに思えてきました..(苦笑)

こんな感じだったので、当時のわたしは
韓国留学なんて夢のまた夢、さらにまたその遥か上の夢でした。

自分に合う薬に出会うまで、どんな薬を飲んでも
重症から抜け出せないぐらい病状は全く変わらず、
体は拒否反応のようなものを起こして
吐き気も酷くなり、水を飲んでもお腹が痛むぐらい壮絶でした。



そして、今わたしは..

今は寛解期に入り、超健康体

でも、冒頭でも話したとおり、
この病気は完治がないため
また次、いつ再発するか分かりません。

今も通院と年に数回の内視鏡検査などを受けています。

でも、幸い、自分に合った薬に出会え、
1年以上腹痛ゼロ!という領域にまで来ました。

(薬は2種類飲んでいます。)



また、留学前、最後に受けた内視鏡検査。

実際、わたしも写真で自分の腸内の見せてもらいましたが
再発時の酷かった頃の腸と比較すると
見た目も全然違っていました。

担当の先生からの「だいぶ正常な状態にまで来ている」と
いうお墨付きも貰い、

安心して…この春から、夢だった韓国留学に
ようやく行けることになりました!

さいごに…

もし同じように潰瘍性大腸炎もしくは
クローン病患者の方で留学を目指しているけど、
今の状態で留学なんてきっと無理だろうな…と
諦めてる方、絶対に諦めないでください^^

わたしも自分に合う薬になかなか出会えなかった当時、
もうこれ神頼みしかないや…
韓国留学なんてどうせ無理なんだろうな
と半分諦めていたほどでした。

何でわたしが..と一人泣きたくなる瞬間が
何度もありました。

気持ちの切り替えで良くなるような病気でもないけど、
それでも、わたしは自分自身が前向きでいれば、
体も頑張ろうと応えてくれるような気がしていました。

でも、もしそんな余裕さえもなければ、今はとにかく
体と心に負荷をかけないことが一番大事です。

周りにたくさん頼って、病気のこともできるだけ
多くの人に伝えて、理解してもらいましょう。

もし、潰瘍性大腸炎の治療を受けていて
これから韓国留学を目指している方で
ご質問があれば、わたしが答えられることで
あればお答えします~!

あともうひと踏ん張り治療を頑張って
絶対に夢の海外留学、実現させましょう!

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