3月に開講した春学期を無事終え、先週からは早くも2学期目がスタートしました。
今日は語学堂の春学期を振り返りながら、語学堂に通う前と後での変化やわたしが経験したことについて書きたいと思います。
クラス分けテスト
まず語学堂に入学するにあたり、自分がどのレベルであるかクラス分けテストを受けます。
(韓国語の読み書きが全くできない方は、必然的に1級スタートになり、大学によってはクラス分けテストの受験自体が免除される場合もあります。)
わたしは、語学堂に通うまでは韓国語学習をほぼ独学3年+韓国語能力試験(以下TOPIK)6級を持っていたので、クラス分けテストの結果にそれらを加味して、先生と相談の上で4級スタートになりました。
クラス分けテストは
・作文(主題2つ)
・インタビュー
でした。
インタビューでは、先生から「語学堂でどんなスキルを伸ばしたい?」と質問され、わたしは「会話のスキルを伸ばしたい」と答えました。
また、「何級からスタートしたい?」という問いには、わたしが韓国語学習を独学でやってきたこともあり、自分の中だけの理解で、勘違いしている部分もあると思っていたので「3級か4級からスタートしたいです」と答えました。
TOPIK6級を取得した経験がある方はよくご存じかと思いますが、
決して、
TOPIK高級=韓国語が出来る
ではありません。
TOPIKはある意味、①コツ、②慣れ、③時間配分戦略という三つの武器さえ備えていれば誰でも十分に上級を目指せると思っています…。
また、先生からの提案としては、わたしが語学堂で学ぶ期間が一年、つまり4学期あるなら3級からスタートして3級->4級->5級->6級と進むのもいいと思う、というものでした。
ただ、わたしが今到達しているレベルでは、3級はかなり易しく感じるかもしれないとのことだったので、4級のクラスから始めることになりました。
※わたしが通う語学堂は6級までしかないため、1級ごとにうまく進めば、わたしは必然的に6級を2回受けることにはなります。
4級クラスは…?
結果的に、わたしには4級のレベルがちょうど合っていたように思います。
すでに知っている単語、文法は8割程度でしたが、それはただ単に意味を知っているというだけで、語学堂で学んで初めて自然と使いこなせるようになりました。
そして、知っていれば日常会話で使える表現ばかりで、韓国で生活するうえでとても役に立ちました。
また、わたしの通う語学堂では듣기の授業はありません。
ただ、語学堂の授業を一週間受けただけでも、わたしが一番苦手としていた듣기が驚くほどに100%耳に入って理解できるようになりました。
これは勿論、先生が各レベルに合った語彙と表現、また分かりやすく発音してくださるお陰もありますが、どんな韓国語も自然とキャッチする脳に生まれ変わったような感覚がありました。
語学堂に通い出して以降は、韓国ドラマもアイドルのコンテンツもすべて日韓字幕ともにオフの状態で見るようになりました。
耳や脳の変化もそうですが、語学堂で韓国語を話す機会が増えたのも듣기スキルが上がった要因だと思います◎自分の口で発音できる単語は、他の誰かの言葉として聞いた時も理解できるからです。
宿題少ないと思ったけど..
わたしの通う語学堂は、他の語学堂に比べて宿題があまり出ないと聞いていたのですが
普通に出てました…(笑)
でも、確かに多くはなかったと思います。
むしろ、宿題があるお陰で必然的に家でも勉強する時間があったのでありがたかったです。
というのも、日本であれだけ”韓国語ガリ勉”だったわたしも毎日生活してるだけで韓国語使うし~~?
という言い訳を持って、語学堂での授業や宿題以外では全くと言って良いほど、韓国語の勉強をしなくなりました。
あれだけ、毎日ニュース記事を漁って読んでいたのに..
宿題は基本的に授業内で扱えなかった練習問題や読解文の要約など、難しいものはありませんでしたが、わたしが一番苦しめられたのが말하기の課題です。
与えられた主題に対して、一人orペアで文章を作ってスマホで録音したものを先生宛にkakao talkで送り、次の授業の時にクラス全員の前でフィードバックが行われます。
・全員ほぼダメ出しされる
・先生の主観的な意見が多い
間違った表現を沢山使っているのは確かなのですが、人間って肯定されないと、どんどん臆病になる生き物だと思うんです。(笑)
教科書に載っている表現を一文借りて文章を作ったとしても、「教科書のこの表現はリアルではない」「実際、韓国語ネイティブはこんな言い方をしない」など指摘を受けるので、말하기の授業には少し疑問を持ちながら、春学期を終えました..。
いつの間にか、先生が好みそうな受け応えを考える脳になっていた気がします。
それでも伸びたと実感する韓国語力
それでも、語学堂で韓国語を使う時間が増え、生活の中でももちろん韓国語なしでは生きていけないので、韓国語を使うことに全く怖さはなくなりました。
・携帯電話の契約のため電話手続き
・銀行口座開設のための電話手続き
・配達員からの電話連絡
・外国人登録証の手続き
・家に関する手続き
やり切った後の達成感は試験が終わったときの達成感以上でした。(笑)
生活の中でも、マートや食堂でも何か聞きたいことがあれば韓国語が通じなかったらどうしよう…の恐怖心は全くの0になったと思います。
あと、大事なのがはっきり話すこと!
これに気づいた瞬間から、日本語っぽく聞こえるが徐々に消えていく感じがありました。
最近では家で教科書の文章を何度も音読して、録音して、聞いて..を繰り返し、一人のときもできるだけ韓国語を話すようにしています。(極秘w)
試験ってどんなの?
ずばり!!!
易しくはなかったです。(笑)
言い訳に聞こえるかもしれないですが..例えば、先ほど触れた말하기ですが、これ!といった正解がない上に、中間考査も期末考査も何となく”やるだけやった感”がありました。
マンツーマン授業でもないので、徹底的に会話力を伸ばせる機会はありませんでした。
それでも、말하기の点数がすごく悪かったわけではないのがまた不思議です…。
(語学堂によっても、先生によっても、だいぶ変わってくると思います)
結局は学校の外でどれだけ韓国の友達と話す機会を作るかが重要です。
(ただ、うまく話せなくても、相手が会話の内容をくみ取ってくれるんですよね..)
その代わり(?)어휘・문법や독해の試験は真面目に授業を聞いて、真面目に試験勉強に取り組めば、
難しいものではなく、十分誰でも満点を目指せるものでした。
なので、わたしは中間、期末考査ともに어휘・문법、독해に全力を捧げ、常に満点を目指しました。
トウミ制度
わたしの通う語学堂は有難くもトウミ制度があります。
トウミ制度とは…
韓国人学生と留学生が二人一組のペアになって、定期的に集まり、お互いに勉強を教え合ったり、学校終わりや休日に会って、仲を深めるそんな制度です。(説明が雑)
韓国人の友達を作りたい!
リアルな韓国ライフを楽しみたい!
という方にもってこいのプログラムです。
ただ、どんな人とペアになるかはランダムで、聞いた話によると、同性を希望しても、異性がペアになることもあるようです..!
わたしは春学期は自分のことでいっぱいいっぱいで余裕がなく、語学堂の外で自分の余裕がある時期から韓国の友達を作りましたが、まだ一人一回のご飯会しかしたことがないので夏学期からまた勉強も頑張りつつ、自主トウミ活動(笑)も頑張りたいと思います。
さいごに…
要らない情報もあったかと思いますが、ここまであくまでわたしが通う語学堂ベースの話なので全ての語学堂に当てはまるわけではありません。
語学堂に通っても、韓国語が上達するかは自分次第なので、わたしも5級に上がってからは更に自主的に勉強する時間を増やしています。
留学生活の1/4がすでに終わってしまい、本当に時間は大切だなと思ったので今日もこのblogを更新したらすぐに勉強を開始しようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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