【韓国留学】アポスティーユ 完全攻略

韓国留学
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前回の記事では、語学堂 入学申請方法の
入学書類について詳しくお話ししました。

その中の、必要な入学書類の中に、
・最終学歴証明書
(・成績証明書

がありますが、これらは発行してもらったら

では、なく…
これらの書類を韓国の大学に提出する際は、
アポスティーユ認証
を受けなければいけません。

アポスティーユって..?
初めて聞いたけど…。

わたし、本当にひとりで
できるのかな?

大丈夫です!
わたしも、最初はなんのことか
全くわかりませんでした。

でも!

ふしぎなもので、人間ってピンチな状況に
なると、いくらでも能力を発揮する生き物です。
(大げさ)

この記事では、アポスティーユについて
わかりやすく説明していきます。

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アポスティーユ認証とは?

まず、アポスティーユについて
外務省のHPにはこのように書かれています。

「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」
(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のことです。提出先国はハーグ条約締約国
(i)のみです。アポスティーユを取得すると日本にある大使館・(総)領事館の領事認証があるものと同等のものとして,提出先国で使用することができます。

外務省HP「公印確認・アポスティーユとは」
当時の私
当時の私

………。

このような説明だけを読んで、ピン!と
来る方は少ないのでは..?と思います。

それでは、語学堂の申請書類で
必ず必要になる、
最終学歴証明書
を例に説明していきます!

ーーーーーーーーーーーーーーー
語学堂に留学を考えているAさん

留学を希望する△△大学(語学堂)の
HPを見ると、語学堂の入学申請に
必要な書類を一つ一つ確認。

その中に、
最終学歴証明書
(アポスティーユ認証を受けたもの)

と書かれていました。

Aさん
Aさん

最終学歴証を発行するのね!
でも、アポスティーユってなんだろう?

と思いながらも、翌日、Aさんは
卒業した●●大学(日本)に最終学歴証明書
の発行申請に行き、その日、無事にその場で
最終学歴証明書を受け取ることができました。

その数日後、入学申請に必要な書類が
すべて揃ったので、語学堂へ提出しました。


しかし、数日後、△△大学からAさんの元へ
一通のメールが届きます。

「Aさんが提出してくださった
最終学歴証明書はアポスティーユの
認証がないため、再度提出願います。


△△大学 文化教育院

実は、Aさんが提出した最終学歴証明書では、
日本の●●大学が発行した書類
   ||
日本の公的な書類

と証明するには不十分でした。

では、どうすればよいか?

そこで、登場するのが
アポスティーユ認証です。

日本以外のハーグ条約締約国
日本で発行された書類を提出する際、
その書類にアポスティーユを付けることで

これは日本の正式な書類に
間違いありません。

というお墨付きを貰うことができ、
このようにハーグ条約締約国の大学への
入学手続きなども可能となります。

※韓国はハーグ条約締約国です。

アポスティーユ認証の手続き方法

手続き方法:最終学歴は..?

アポスティーユ認証の手続き方法は
最終学歴の学校が
・国公立
・私立
で、手続きが異なります。

最終学歴が国公立の方→2-1-1

最終学歴が私立の方→2-1-2

国公立の場合

国公立の場合はさらに下記3パターン
に分かれます。

パターン①
最終学歴の国公立大学が、
「国立大学法人(i)」に移行してる場合
公証役場で公証人の認証を受けてから
 アポスティーユ認証が可能となります。
 (私立の大学、高校と同じ)
    ↓
ケース❶へ(ジャンプ

パターン②
最終学歴の国公立大学が、
「国立大学法人(i)」に移行していない場合
⇒書類は公文書として認められるため
 大学が発行した書類をそのまま外務省へ送り、
 アポスティーユ認証が可能です。
    ↓
ケース❷へ(ジャンプ)

パターン③
最終学歴が公立高校の場合
⇒書類は公文書として認められるため
 高校が発行した書類をそのまま外務省へ送り、
 アポスティーユ認証が可能です。
    ↓
ケース❶へ(ジャンプ)

公立大学法人一覧は文部科学省HPを参照ください。

私立の場合

私立の大学、高校で発行された書類は「私文書」のため、
公文書として認められません。

まず公証役場で公証人の公証を受けてから、
アポスティーユ認証が受けることができます。
    ↓
ケース❶へ(ジャンプ)

手続き方法:ケース❶

ステップ1
公証役場に行き、「公証人による認証」を取得する。

必要なもの
  • アポスティーユを受ける書類
    例)最終学歴証明書、成績証明書など
    ※語学堂によって異なります
  • 宣言書(詳細へ
  • 顔写真付き身分証明書

    ※公証役場によって異なる場合があります。
     直接、問い合わせるかHPなどで確認しましょう。

手数料は、
和文の場合…\5,500
英文の場合…\11,500
が、それぞれかかります。

<span class="bold">달</span>

わたしの場合、大学から
すべての書類は英文書で
提出する必要があります

という指示がありました。

ステップ2
法務局で「公証人押印証明」を取得する。
※公証役場を管轄する法務局で申請する必要がある

ステップ3
外務省に直接訪問し、窓口にて
手続き、または郵送で申請する。

窓口:必要なもの
  • 証明が必要な公文書
  • 申請書
    外務省のHPよりダウンロード(link)
  • 顔写真付きの身分証明書
  • レターパックライトなど返送用封筒
    ※返送先 要記入
郵送:同封するもの
  • 証明が必要な公文書
  • 申請書
    外務省のHPよりダウンロード(link)
  • レターパックライトなど返送用封筒
    ※返送先 要記入

窓口の営業時間や外務省の住所に関する
詳細外務省HPをご参照ください。

ステップ4
外務省からアポスティーユを取得した
書類一式が指定した返送先に
送られてきたら、これで完了です。

語学堂へ書類を提出しましょう!

ステップ1~4を、一度に
まとめてできる方法があれば
いいのに…….。

あります!!!!!

それが、
ワンストップサービスです。
3へジャンプ

宣言書とは?

手続き方法がケース❶の方は、
必ず「宣言書」というものが必要になります。

アポスティーユ認証を受けるまでに
・宣言書
・公証役場ー公証人
・法務局
・外務省
といろいろ出てきましたが、

さらに分かりやすいイメージとしては、

宣言書を書いた<span class="bold-red">宣言者Aさん</span>
宣言書を書いた宣言者Aさん

○○大学が発行した
わたしの最終学歴証明書を
証明します!

<span class="bold-blue"><span class="bold-green">公証人Bさん</span></span>
公証人Bさん

宣言者Aさんを証明するよ!

<span class="bold-green"><span class="bold-blue">法務局</span></span>
法務局

公証人Bさんが証明した書類を
証明します!

<span class="bold">外務省</span>
外務省

法務局が証明した書類を
証明します!

つまり、公証役場へ行って公証人は
なにをもって公証(証明)してくれるのか?

それが、この宣言書です。

宣言書の書き方

宣言書の書き方については、
「宣言書 サンプル」などで検索すれば、
いろいろと出てきます。

わたしは、見つけた宣言書のサンプルを
まず、papago(翻訳アプリ)で画像翻訳し、
自分の宣言書には不必要な箇所を
確認してからWordで作成しました!

赤字部分を記入した状態で印刷し、
青字部分公証人の目の前
・公証を受ける日にち
・自身のサイン
   を書きます。

<span class="bold">달</span>

わたしのように、
・最終学歴証明書
・成績証明書
の2種類が必要な場合も、
宣言書は1枚で大丈夫です。

手続き方法:ケース❷

ステップ1
外務省に直接訪問し、窓口にて
手続き、または郵送で申請する。

窓口:必要なもの
  • 証明が必要な公文書
  • 申請書
    外務省のHPよりダウンロード(link)
  • 顔写真付きの身分証明書
  • レターパックライトなど返送用封筒
    ※返送先 要記入
郵送:同封するもの
  • 証明が必要な公文書
  • 申請書
    外務省のHPよりダウンロード(link)
  • レターパックライトなど返送用封筒
    ※返送先 要記入

窓口の営業時間や外務省の住所に関する
詳細外務省HPをご参照ください。

ステップ2
外務省からアポスティーユを取得した
書類一式が指定した返送先に
送られてきたら、これで完了です。

語学堂へ書類を提出しましょう!



ワンストップサービス

ワンストップサービスとは
北海道(札幌法務局管区内)、宮城県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府および福岡県の公証役場では、申請者からの要請があれば、公証人の認証、法務局の公証人押印証明及び外務省の公印確認またはアポスティーユを一度に取得できます。このサービスをご利用になると法務局や外務省に出向く必要はありません。

外務省HP「申請手続きガイド_2.申請の流れ」

つまり、
ケース❶で必要な4つのステップが

ワンストップサービスを使えば、
“ステップ1「公証役場」へ行く”だけで、
公証人による公証~アポスティーユ
まで、全てできます!

しかも、ワンストップサービスを
利用するための追加料金も
一切、かかりません!!!

ただし、説明にもあるとおり、
一部の都道府県が対象です。

北海道(札幌法務局管区内)
宮城県
東京都
神奈川県
静岡県
愛知県
大阪府
福岡県
にある公証役場であれば、
ワンストップサービスを利用できます。

そして、この地域に住んでいない人も
ワンストップサービスを利用することが
できます。

わたしも京都人ですが、
大阪の公証役場で
ワンストップサービス
を利用しました!

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回、記事にしたことで
わたしもさらにアポスティーユについて
理解が深まったような気がします。

それでは、また次のblogで
お会いしましょう~🌙

よろしければ、いいね👍もよろしくお願いします♡

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